イベント情報

《開催中イベント》

企画展 小さなこけしの魅力

期  間 令和6年7月30日(火)〜令和6年12月1日(日)
場  所 地階 第二展示室
 昭和中期のこけしブームは大きな作品が人気でしたが、近年は女性ファンの増加からカワイイと思う感性に合った小さなこけしに人気があります。また、住環境の変化もあり、手軽で飾りやすいサイズを求める人が多くなっていることもあります。
 小さなこけしは古くからあり、独特な呼び方をする地域もあります。これらは大きさをただ小さくしたものではなく模様や形に特徴があり、小さなこけし独自の魅力が見られます。
 今回の企画展では、小さなこけしやえじこ(赤ちゃんがワラで編んだ嬰児カゴに入った姿を表したもの)、こけしの小版画など収蔵品の中から小さな作品をご紹介します。

ミニ企画展 美轆会限定セット

期  間 令和6年7月17日(水)〜令和6年11月24日(日)
場  所 1階 常設展示室
開催中イベント2 美轆会(みろくかい)とは伝統こけし工人の親睦と創作意欲の高揚につとめるため、平成3年に発足した会です。この会による展示会では各地の伝統こけしや木地玩具など様々な作品が展示即売されます。
 本展では、この会により限定セットで作られた「美轆の絆」、「4寸笠ごまこけし」、「3寸5分、4寸5分こけし2本組」をご紹介します。
 今年は9月28日(土)〜29日(日)に土湯の湯愛舞台(ゆめぶたい)で最後の美轆展を開催する予定です。

《企画展報告》

企画展 廣井道顕の「江戸独楽」の魅力〜天野弘三コレクション〜

期  間 令和6年4月2日(火)〜令和6年7月28日(日)
場  所 地階 第二展示室
開催中イベント1 江戸中期〜明治時代にかけ、江戸・東京では江戸っ子好みのしゃれた独楽がたくさん作られていました。これらは江戸独楽といい、ただ回すだけではなく、飾っても楽しく、回り方も様々な動きがあり、形や色彩が美しい独楽となっています。
 廣井道顕氏(1933-2020)は東京で江戸独楽作りを受け継ぐ廣井家に生まれ、昭和20年より宮城県へ移住し、仙台で活躍をした江戸独楽の作者です。本展では、廣井氏の作品を長年にわたり収集された天野弘三氏(1933-2016)のコレクションから、この度当館にご寄贈いただきました江戸独楽をご紹介しました。