イベント情報

《開催中イベント》

企画展「こけしのおしゃれ 〜髪型・髪飾り〜 」

期  間 平成30年8月1日(水)〜平成30年11月30日(金)
※最終日は正午まで
場  所 地階 第二展示室
開催中イベント1 東北の風土に育まれ江戸後期に誕生したこけしは、子供のままごと遊びなどの人形として親しまれていました。
 その表情、模様、形態は地域により特徴がありますが、髪型や髪飾りにも様々なものが見られます。
 しかし、こけしの髪型・髪飾りは現在では見られない不思議なものがたくさんあります。
 その背景には、こけし発生のルーツや発展、昔の髪型などの影響があったことがうかがえます。
 今回の企画展では、こけしの様々な髪型・髪飾りが描かれるようになった背景を紹介すると共に個性的なおしゃれ作品、笠や帽子のかぶりものの作品などもご紹介します。
  
      かんざし付きまげこけし               笠こけし6本セット
      弥治郎系  蔦 作蔵 作               土湯系  渡辺 恒彦 作

ミニ企画展「いろいろなこけし材」

期  間 平成30年8月28日(火)〜平成30年12月4日(火)
場  所 1階 常設展示室
開催中イベント2 こけしの材料は、かつて東北の山に自生していた木を利用していました。こけし材となったのは、比較的やわらかく炭の材料にならない利用価値の低い木で、木肌が白くきめ細かい「みずき」や「イタヤカエデ」などを用いることが多かったです。しかし、戦後以降は独特な味わいを出すために「さくら」や「梨」などの有色材を用いる場合も出てきています。

《次回予定》

企画展「町場で発展したこけし 山形系 」

期  間 平成30年12月1日(土)〜平成30年3月29日(金)

 山形県の山形系こけしをご紹介します。
 こけし産地というと温泉地が多いですが、山形系こけしは町場で発展しました。
 今回の企画展では、こけしと温泉地の関係や、町場で発展した山形系こけしの形成と発展についてご紹介します。

《企画展報告》

企画展「〜異色の表情〜『中ノ沢系』こけし」

期  間 平成30年4月3日(火)〜平成30年7月31日(火)
場  所 地階 第二展示室
開催中イベント1福島県耶麻郡猪苗代町の中ノ沢温泉で生まれたこけしとその系譜をご紹介します。

 このこけしは大きく見開いた目の周りが赤く「たこ坊主」の愛称で親しまれ、伝統こけしの中でもひと際目をひく存在です。

 中ノ沢こけしはこれまで土湯系とされてきましたが、中ノ沢こけしの創始者岩本善吉は土湯系工人との関わりはなく、こけしが誕生する頃の中ノ沢には土湯から運びこまれたこけしがあったり、遠刈田系工人によるこけしが作られたりしていたといいます。このような中、人まねを嫌う性格の善吉は今までにないこけしを作り、形や構造は遠刈田系こけしの影響を受けながら胴に牡丹や桜を描く独特な表情のこけしを考案しました。

 現在、中ノ沢こけしは子や弟子たちに受け継がれ、その系譜は20人を超える大きな流れになっています。このため、土湯系から独立分離し、中ノ沢系として分類することが昭和59年より提唱されていましたが、近年その活動が再び活発になってきました。