イベント情報

《開催中イベント》

企画展 西田峯吉生誕120年記念 こけしのパイオニア 武井武雄と西田峯吉

期  間 令和2年4月1日(水)〜令和2年7月31日(金)
※最終日は正午まで
場  所 地階 第二展示室

 武井武雄(明治27年生〜昭和58年没)は大正から昭和にかけて童画・版画・刊本作品などの美術分野で活躍した人で、それまで童話の添え物として軽視されていた子供向けの絵を子供の心にふれるものへと目指し「童画」と命名した人でした。
 また、刊本作品は本の印刷、装丁など本作りの全てに芸術性を追求して作られたもので、限定300部が会員のみに頒布されたものでした。その素材には伝承木版、螺鈿細工、ステンドグラスなど様々なものがあり、中には世界最古の神パピルスを苗から栽培して紙をすき、完成までに4年半を要した作品もあります。刊本作品会員の中には作曲家古関裕而の名前もあり、昭和35年には古関作曲による「武井武雄讃歌」も発表されました。
 そんな武井武雄と西田峯吉は共に昭和初期の「東京こけし会」の発起人で交流があり、こけし蒐集・研究家のパイオニアとしてその啓蒙に務めた人でした。今回の企画展では、西田峯吉生誕120年を記念して、西田コレクションの中から武井武雄の作品を中心にこけしの魅力をご紹介します。

               刊本作品          『おもちゃ絵諸国めぐり』           蔵書票 

ミニ企画展「土湯こけし祭りの始まり」

期  間 令和2年3月4日(水)〜令和2年5月24日(日)
場  所 1階 常設展示室
開催中イベント2 今年で45回目を迎える「土湯こけし祭り」は、もともと昭和49年に建立された土湯の「薬師こけし堂」のお祭りとして始まったもので、昭和51年以降土湯こけし祭りとして年々盛大に行われるようになりました。
 建立にあたっては、当時の土湯こけし工人組合のメンバーと土湯支所長が西田峯吉の案内で滋賀県の木地師のふる里を訪問し、木地師の歴史について詳しく学びました。今回はその紀行文と写真を中心に紹介しています。

《次回予定》

企画展 こけしの歴史 「変遷とブーム

期  間 令和2年8月1日(土)〜令和2年11月29日(日)
 伝統こけしはそれぞれの地域の伝統の型を継承しなが時代と共に変化してきました。
 もともとは東北の素朴な子供の玩具として誕生したこけしですが、昭和初期の第1次こけしブームにより大人の鑑賞品へと変化し、昭和中期の第2次こけしブーム、平成後期からの第3次こけしブームそれぞれに人気の作風があり、時代による変化が見られます。
 今回の企画展では、こけしの歴史をご紹介すると共にこけしブームと時代による変遷をご紹介します。

《企画展報告》

企画展「南部系とこけし 素材と造形の美」

期  間 令和元年11月30日(土)〜令和2年3月31日(火)
場  所 地階 第二展示室
開催中イベント1岩手県花巻市周辺の旧南部領で形成されたこけしを南部系こけしと言います。この地域では古くから「キナキナ」と呼ばれる無彩の幼児のおしゃぶりが作られていましたが、鳴子こけしなどの影響を受けて発展し、南部系こけしが形成されました。
 南部系こけしの特徴は、キナキナと同じゆるいはめ込みの構造で頭がクラクラと動きます。描彩はシンプルな作品が多く、材料の木肌とフォルムを観賞できる洗練された美しさがあります。