イベント情報

《開催中イベント》

企画展「〜異色の表情〜『中ノ沢系』こけし」

期  間 平成30年4月3日(火)〜平成30年7月31日(火)
※最終日は正午まで
場  所 地階 第二展示室
開催中イベント1 福島県耶麻郡猪苗代町の中ノ沢温泉で生まれたこけしとその系譜をご紹介します。

 このこけしは大きく見開いた目の周りが赤く「たこ坊主」の愛称で親しまれ、伝統こけしの中でもひと際目をひく存在です。

 中ノ沢こけしはこれまで土湯系とされてきましたが、中ノ沢こけしの創始者岩本善吉は土湯系工人との関わりはなく、こけしが誕生する頃の中ノ沢には土湯から運びこまれたこけしがあったり、遠刈田系工人によるこけしが作られたりしていたといいます。このような中、人まねを嫌う性格の善吉は今までにないこけしを作り、形や構造は遠刈田系こけしの影響を受けながら胴に牡丹や桜を描く独特な表情のこけしを考案しました。

 現在、中ノ沢こけしは子や弟子たちに受け継がれ、その系譜は20人を超える大きな流れになっています。このため、土湯系から独立分離し、中ノ沢系として分類することが昭和59年より提唱されていましたが、近年その活動が再び活発になってきました。
  
       汽車(瀬谷幸治作)     電気スタンド(本多信夫作)  だるま(瀬谷重治作)
       所蔵:遠藤和氏       所蔵:遠藤和氏         所蔵:遠藤忠氏

ミニ企画展「美轆会限定セット」

期  間 平成30年6月6日(水)〜平成30年8月27日(月)
場  所 1階 常設展示室
開催中イベント2 「美轆会(みろくかい)」とは、伝統こけし工人の親睦と創作意欲の高揚に努めることを目的に平成3年に発足した会です。この会により限定セットで販売される筆立てこけしや当てゴマこけしなどを紹介しています。

《次回予定》

企画展「こけしのおしゃれ 〜髪型・髪飾り〜 」

期  間 平成30年8月1日(水)〜平成30年11月30日(金)

 こけしは東北の風土に育まれ、江戸後期に子供の玩具として誕生し、ままごと遊びや着せ替え人形として遊ばれていました。その表情、模様、形は地域により特徴があり、髪型・髪飾りにも特徴が見られます。
 しかし、こけしの髪型は現在では見られない不思議なものがたくさんあります。今回の企画展では、そんな様々な髪型・髪飾りを通し、描彩のルーツや発展、近年のおしゃれな作品などをご紹介します。

《企画展報告》

企画展「秘境肘折のこけし〜写真家矢田金一郎が見た風景〜」

期  間 平成29年12月1日(金)〜平成30年4月2日(月)
場  所 地階 第二展示室
開催中イベント1山形県最上郡大蔵村の肘折温泉は、美しい自然と昔ながらの湯治場の雰囲気が味わえる温泉地として注目を集め、癒しを求める観光客が各地から訪れています。東京生まれのフリーカメラマン矢田金一郎氏も肘折の風土とこけしに惹かれ、昭和30〜40年代にかけて度々肘折を訪れました。今回の企画展では、矢田氏の写真を通してこけしを育んだ湯治の風景と肘折の風土を紹介しました。