イベント情報
《開催中イベント》
企画展「遠刈田吉郎平系列 名品こけしとその流れ」
期 間 | 令和5年12月1日(金)〜令和6年3月31日(日) |
場 所 | 地階 第二展示室 |
遠刈田系こけしは大きな頭に細めの胴、三日月形の目が特徴で、頭部には紅い放射線状の髪飾り模様が描かれます。胴模様は菊を主とし、桜、梅、木目など多彩で、その華麗な姿は伝統こけし中随一と言われます。 また、こけし産地としての歴史も古く、江戸後期からこけしが作られていたと考えられており、弥治郎、蔵王、肘折、南部など他系統のこけし形成に大きな影響を及ぼしました。 現在、遠刈田系こけしの流れは大きく吉郎平系列と周治郎系列の二つに分けることができます。今回の企画展では、吉郎平系列の名品こけしとその流れをご紹介します。 |
ミニ企画展「こけし雛展」
期 間 | 令和6年1月23日(火)〜令和6年3月31日(日) |
場 所 | 1階 常設展示室 |
東北各地のこけし雛約90組を紹介しています。木のぬくもりが感じられるこけし雛は個性豊かな作品が多く、伝統の様式を取り入れた作品もあれば、作者の自由な発想で作った新しい感覚の作品もあり、一般のひな人形とは違った魅力を楽しむことができます。 |
《企画展報告》
企画展「こけしの表情」
期 間 | 令和5年8月1日(火)〜令和5年11月29日(水) |
場 所 | 地階 第二展示室 |
こけしは「表情の人形」とも呼ばれ、何ともいえない愛らしいものからちょっと変わった顔など実に様々なものがあります。その表情は毎日見ても不思議と飽きず、控えめにそっと微笑みかけながら見る人の気持ちに寄り添うような不思議な魅力があります。こけしを作る工人も顔を描くのが一番苦心し、その時の気持ちが自然とこけしの表情に表れるといいます。 今回の企画展では、こけしの表情に注目し、目や鼻などの種類を紹介しながら伝統の中で工人が工夫をして生み出す様々な表情を味わっていただきました。 |